2017年12月25日

全日本選手権 男子フリー

『第3の男』を巡る戦いもシビアだった。
一発逆転を狙った友野や村上は、2つの4回転が抜けるミスをしてしまい、目標を達成できなかった。
無良は、4回転をひとつ回避して完成度勝負に出た。終盤にミスがあったものの全体にまとめた良い演技だった。何よりスピンでレベル4を獲得できたことには驚いた。間違いなく今シーズン一番の良演技だった。
対する田中は4回転1つとトリプルアクセル1つがコンビネーションに出来ず、さらにリカバリもしなかったため点数を大きく失ったが、4回転を3つ回転不足なしで着氷した。
守りの無良と攻めの田中は田中に軍配が上がった。演技のまとまりやミスの少なさは無良の方が上だったが、やはり基礎点の差は大きかった。
見応えがあったのはここまで。
最終滑走の宇野がフリーでも1位となったが、また『勝って当然の試合』でグダグダになった。ダブルアクセル+4回転トウループという摩訶不思議なコンビネーションジャンプを組み入れたり、自らグダグダになりにいったようにも思う。

代表選考とは無縁の位置にも良演技はあった。
13歳の佐藤駿がトリプルアクセル2本入れたことに驚いたし、難度は落としたがほぼクリーンな演技をした日野も良かった。
ジュニアの須本もクリーンな演技で、6位まで順位を上げた。
何度テレビの前で『ブラボー』と叫んだことか。
そして、最高の演技は山本だった。3回転ループ以下しかないジャンプ構成。多分予定構成としては、出場選手中一番低いと思われる。ただ、そんなことは全く気にならない素晴らしく完成された演技だった。怪我する前の状態に必ず戻る、そしてそれ以上の事が出来ることになる。それを確信させてくれる演技でもあった。

今年のフジテレビの中継は満点に近いものだった。
バージョンアップされたTESカウンターはより分かりやすかった。煽りVTR少なめも良い。最大のポイントはBS、CSも使って全選手を生中継したこと。素晴らしい英断だと思う。やはりスポーツ中継は生が一番。
減点ポイントは女子SPの前半がCSでしか放送されなかったことと、とんちんかんな事ばかりを噛みまくりながら言うナビゲーターをまだ使っていること。特にナビゲーターなる存在はそれが誰であっても不要だ。この辺りの改善を是非ともお願いしたい。
posted by お千代 at 16:14| 宮城 ☔| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月24日

全国高校駅伝

女子は仙台育英が歴代2位の好タイムを出して優勝した。
1区で7位とはいえトップの差があまりない状態で襷を繋いだことがいい流れを生み出した。2区でトップに立つとアンカーまで1度もトップを譲らなかった。
一時的に差を詰められることはあったが、アンカーの1年生が留学生を抑えて区間賞をとる好走を見せて、終わってみればぶっちぎりだった。
育英が優勝したのは何と23年ぶり(^^;)
『古豪復活』と言われるかも・・・。

男子も育英が出たが、1区で出遅れた。
20位台に沈んでいたのに、3区の留学生がカメラのないところで爆走していて、気がついたら4位まで上がっていた(^^;)
その後4-6位の入賞圏内をウロウロしていたが、こちらもアンカーの1年生が激走して追い上げを見せた。最後はトラック勝負を制して3位をつかみ取った。

久しぶりに男女揃って良い結果となった。
もしかすると男子はもっと上の順位を狙っていたのかもしれないけど・・・。
ラベル:駅伝 仙台育英
posted by お千代 at 16:32| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

全日本選手権 女子フリー

やはりオリンピック代表争いは熾烈なものになった。
滑走順が上手いこと第3グループの5番に白岩、6番に三原と代表候補7人に紀平が加わった8人が連続した。そして白岩の所から空気がはっきりと変わった。
その空気をさらに緊迫したものに代えたのが三原だった。さすがのフリー番長は圧巻の演技だった。つくづくSPの出遅れが悔やまれる。
今日のマモノはループとサルコウが好物のようで第1グループからこれらをミスする人が多かった。そのマモノに捕まってしまったのが樋口。今シーズン何度かサルコウが抜けることがあったが、今回も抜けてしまった。その後は崩れることなくまとめたが、追い上げる立場でミスをしたのは痛かった。
年齢制限でオリンピックに出られない紀平は、まさに台風の目になった。コンビネーションジャンプを含む2本のトリプルアクセルを加点付きで決めた。唯一ミスしたのがやはりループ(^^;)
本田は2つの抜け、本郷は2つ転倒と追い上げが出来なかった。
宮原はジャンプこそ回転が怪しいものがあったが、それ以外は圧巻だった。SPと比べても滑りの勢いと気迫が違っていた。
坂本はSP首位での最終滑走というプレッシャーに打ち勝った。ただ、ほぼミスのない出来ではあったが、GOEがそれほど付かなかったことと、演技構成点の差で宮原に逆転されてしまった。それでも2位に踏みとどまったのは大きい。

結果、宮原が4連覇を果たしオリンピック代表に内定した。
2位坂本、3位紀平、4位樋口、5位三原、6位本郷、7位本田、8位白岩で、残念ながら三原、本田、白岩は選考基準を満たすことが出来ず代表選考から脱落した。
本郷も対象にはなっているが、今大会の上位を押しのける材料はない。
坂本か樋口か。
選考基準は樋口が1つ多く満たしている。シーズンベストも樋口が上。ただ、この大会で表彰台を逃したのはマイナスが大きいと思う。
さらに選考基準には入っていないが大舞台での『勝負強さ』は坂本の方が上の様な気がする。
どちらにせよ揉める選考となりそうだが、上り調子で勢いがありメンタルの強さを持った坂本が良いように思う。
posted by お千代 at 23:29| 宮城 ☀| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月22日

全日本選手権 男子SP

実質残り1枠の代表争いと同じぐらいかそれ以上に盛り上がったのは山本草太。
9月には1回転ジャンプしか出来ない状態だったのが、3回転-3回転のトウループのコンボとトリプルループと予定より構成を上げてきた。伸びやかで綺麗なスケーティングはより磨きが掛かっていてスピン、ステップはオールレベル4。よくここまで戻してきたと思う。素晴らしかった。演技途中から拍手が鳴り止まなかったの当然だった。8位は上々のスタートだと思う。

代表争いでは田中の気迫のこもった演技が素晴らしかった。
さらに無良、村上、友野、佐藤と4回転を構成に入れた選手は全員がそれを着氷させた。さすがにオリンピックが掛かる試合だ。小さなミスはあっても大きな取りこぼしは無かった。
2位の田中と6位の佐藤との差が13点ぐらい。男子の場合小さくないが逆転出来ない差でもない。
当確ラインの上にいる宇野は首位には立ったが、コンビネーションジャンプのセカンドがシングルになってしまい大きく点を失った。それでも甘めで96点。ただ、田中との差は6点無い。フリーのジャンプ構成では大きく上回っているが、『勝って当然』の試合で崩れがち事を考えるとセーフティリードとはいえない。
誰が優勝するか、も含めて中々面白い展開になったと思う。
posted by お千代 at 23:09| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

全日本選手権 女子SP

坂本、宮原、本郷。
SPのトップ3がこうなると予想できた人はいなかったのではなかろうか。
坂本と本郷の演技は本当に素晴らしかった。
坂本は爽快感があって一気に駆け抜けた。本郷は鬼気迫る情感で会場とテレビの前の観客を引き込んでいった。どちらも会心の演技だった。
坂本と僅差の2位につけた宮原は、回転の怪しいジャンプが多かった。ただ、実際に取られたのは1つだけだったのはラッキーだった。本郷の順位が逆でもおかしくなかった。
今日のマモノはダブルアクセルを狙い撃ちしたような感じだった。三原は転倒し、樋口はシングルに抜けた。これで点数を大きく失ってしまった。特に三原は、全体的に慎重になりすぎたようで他の部分でも点数が伸びず、最終グループからはみ出してしまうことにもなった。
樋口は後半をきっちりまとめた分そこそこ点数も出たが、得意のジャンプでミスしたのはダメージが大きいかもしれない。
年齢の関係でオリンピックには出られない紀平は自身初めてSPでトリプルアクセルを成功させた。ただ、ルッツがダブルに抜けてしまったのがもったいない。ちゃんと入れられていたら首位も有り得た(^^;)

SPで上位に立ったのは、皆何らかの選考基準を満たしている。選考基準を満たしていない上に出遅れてしまった本田、三原、白岩は危機的状況になってしまった。もちろん逆転狙ってくるだろう。
上位陣も少しでも高い位置に付けたいだろう。
オリンピックのたった2枚の切符が誰の手に渡ることになるのか分からない。
posted by お千代 at 23:44| 宮城 ☀| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

正式発表

羽生、負傷で全日本欠場=平昌五輪代表は確実―フィギュア

羽生の全日本選手権欠場が発表された。
14日の発表時点で『氷上練習はまだ』だったから、驚きはない。というよりちょっと安心した。何せ練習再開数日で試合に出たことあるし。
無理をしてでも出場すべきは、全日本選手権では無い。
もっと大事な試合のために今は雌伏の時であって良いと思う。見られないのは残念ではあるが。
現世界チャンピオンであり、SP、フリー共に今年更新している世界最高得点保持者をオリンピック代表にしない理由はない。
あとはオリンピック以外の試合のアサインを羽生サイドの希望に添った形にしてくれるのか。それだけはちょっと心配。
posted by お千代 at 16:55| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月09日

グランプリファイナル3日目

紀平が女子では世界初となるトリプルアクセル-トリプルトウループのコンビネーションジャンプを成功させた。しかも加点が1.86のとても綺麗なジャンプだった。ただ、2本目のトリプルアクセルがシングルに抜けてしまったことで、点数を大きく失い表彰台まで届くことはなかった。
表彰台はロシア勢、というエテリ組が独占。しかも13歳のトルソワが最年少記録で優勝した。強すぎる(^^;)

シニアの女子も日本勢は残念なことに・・・。
樋口は2つのジャンプが抜けてしまった。いつもに比べると勢いも無く6位に順位を下げてしまった。ただ、リカバリーをきっちりしてコンビネーションジャンプを3つ実行したのは立派だと思う。
宮原の出来はとても良かった。終わった瞬間は表彰台のどこに立てるか、それこそ真ん中も届くかもなんて思っていたのだが、点数が出て呆然。表彰台どころか5位まで順位が下がった。プロトコルを見たらアンダーローテーションが3つあった。これでは確かに点数が出ない。
フリーを得意とするザギトワがSP2位から逆転で優勝し、2位はこちらも順位を上げたソツコワとロシア勢が1、2フィニッシュを果たした。
やはりジャンプはまず抜けないこと、次に回りきることが大事と思い知らされる結果となった。
それにしても転倒はオズモンドに1回あっただけ。全員が200点を超えるハイレベルな戦いは見応えがあった。
posted by お千代 at 22:54| 宮城 ☀| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

グランプリファイナル2日目

今日はとにかく女子SPが凄すぎた。
ジャンプのミスがコストナーのコンビネーションジャンプがダブルに抜けたのと、ザギトワのフリップのステップアウトだけ。後はオズモンドのルッツと樋口のフリップにアテンションが付いた。
そしてスピン、ステップは全員オールレベル4。
結果、全員が70点オーバーというとんでもないハイスコアをたたき出した。これぞまさしく『神大会』
日本勢はこの凄い戦いの先陣を切った宮原が3位、その直後に続いた樋口が5位スタートとなった。ただ、トップのオズモンドと6位のコストナーの差ですら4点ちょっとしかない。フリーがどうなるか、ものすごい楽しみだ。

女子が良い時は男子は・・・(^^;)
前半グループはそんなでもないかと思っていたのだが、思って見ればやはりマモノが大暴れ。あえて言えば25歳以上のベテランには少し優しかった様な気がする。
表彰台はSPの順位そのままだったが、締まらない内容だった。
大本命を含むトップ3不在。地元開催。ライバル自滅後の最終滑走。これだけ揃っていてほんのわずかの差で優勝を逃す辺り、宇野は『持っていない』
そして点数も順位も関係なく、一番良い演技をしたのはヴォロノフだった。

ジュニア男子は相変わらず須本のみ放送。
トリプルアクセルでの転倒はあったが、それ以外をまとめてSPの順位をキープして初のメダルを獲得した。今後の自信になることと思う。
posted by お千代 at 23:22| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

グランプリファイナル1日目

男子SPと地上波放送の時間が重なっていたから、生中継するのかと淡い期待をしていたのだが・・・。
CMと煽りVTRがてんこ盛り。ジュニアに至っては、男女とも日本人選手だけ。しかも紀平も須本もパーソナルベストを出したことは分かったが、順位は今ひとつ分からないという不親切な放送だった。TESカウンターもしていないし・・・。
せめて首位に立った選手の演技ぐらいは見せて欲しい。

今日のメインの男子SPは、4回転2本入れたか否かで、3人ずつ2つのグループに分かれた。
全員が大なり小なりミスをしたが、全体的に判定甘めで気前の良い点数が出ていた。
宇野が転倒1回なのにディダクションが2ついて、何だと思ったら・・・。編曲に手直し入れたらタイムオーバーしたらしい。これはちょっとあり得ないぐらいばかばかしい理由だ。
トップに立ったのはネイサン・チェン。このまま逃げきれるか、逆転劇があるのか。
フリーの出来次第で大きく順位が変わる可能性もある。下馬評を覆して、3位以下からの大逆転なんてこともあるかもしれない。

posted by お千代 at 23:27| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

グランプリシリーズ終了

スケートアメリカは宮原、坂本が1、2フィニッシュを決めた。これでグランプリシリーズは終了。ファイナルは残っているが、オリンピック代表選考基準を満たす選手が出揃った。

男子
ファイナル出場 宇野
世界ランク上位3人 羽生、宇野、田中
シーズンランク上位3人 宇野、羽生、田中
シーズンベスト上位3人 宇野、羽生、田中
過去のワールドメダリスト 羽生、宇野

条件の全てを羽生、宇野、田中の3選手が占めた。
羽生、宇野は全日本の出場に関係なく選出されるはず。・・・されなかったらおかしい。
ということで、注目は3人目。
現時点で選考対象になっている田中がほんのわずかに有利といったところかと思う。基本的に全日本で羽生、宇野以外で最上位につけた人が選ばれるだろう。揉めるとすれば、田中以外が3位、田中が4位になった場合か。


女子
ファイナル出場 樋口、(宮原、坂本)
世界ランク上位3人 宮原、本郷、樋口
シーズンランク上位3人 坂本、樋口、三原、(宮原)
シーズンベスト上位3人 樋口、宮原、坂本
過去のワールドメダリスト 宮原

2枠しかないし、怪我明けのシーズンでもあるので宮原に対するメダリスト特例は起用されないと思う。
樋口は現時点で世界ランクは三原の方が高いが、ファイナル出場で入れ替わる。しかもファイナルの順位次第で、本郷をかわすこともできる。
また、ファイナルの補欠の1番目、2番目が宮原、坂本となっている。宮原が繰り上げ出場となった場合、シーズンランクで三原を上回る可能性がある。
今シーズンが始まった時には、代表争いの先頭にいると目されていた三原が全日本時点で選考対象にならない可能性が出てきたのは予想外だ。
女子の場合、全日本がどんな結果になっても揉めるかと・・・(^^;)
揉めないパターンは、今シーズン安定した順位と好スコアを出している樋口が2位の場合だけかと思う。
逆に一番揉めるのが樋口が3位の場合かも・・・。
posted by お千代 at 14:59| 宮城 ☀| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

ファイナルは

メドベージェワ右足骨折、GPファイナル欠場も

記事によって骨折だったり、ひびだったり・・・。
とにかく現在ギプスをしている状態で、来月のグランプリファイナルには出る意志を持っているらしい。
確かにファイナルは重要な大会ではあるが、怪我を押してまで出場する大会でもないと思う。オリンピックシーズンは特に。
欠場となれば男子に続いてワールドチャンピオンという目玉が消える。反面、現在当落線上にいる樋口が出られる可能性が高くなる。難しい問題だ。


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posted by お千代 at 14:37| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月12日

NHK杯 女子フリー

メドベデワが最初のジャンプで転倒するという珍しいものを見た(^^;) 2つ目のジャンプも乱れたが、これでグダグダに崩れないのがすごい。いつもより勢いがないというか、ジャンプの着氷に余裕が感じられないことが多かったが、しっかりまとめ上げてきた。大きなミスが2つあっても144点出せるのが本当に驚異だ。
コストナーも同じ。ジャンプ構成は低いが、基本に忠実に流れるようにエレメンツを繋いでGOEを稼ぐ。転倒やODAがあっても137点。演技構成点はメドベデワより高かった。
ツルスカヤは女子の出場者の中で一番良い演技をした。オールレベル4でジャンプも全て加点付き。高くて幅のあるディレイドジャンプは見応え十分だった。
女子の表彰台は、SPと変わらず。これによってメドベデワとコストナーのファイナル進出が決定した。

日本勢は17年ぶりに表彰台に乗れなかった。
最上位は宮原の5位。SPから順位を上げたが、やはりまだ完全復活とは行かなかった。抜けの他にアンダーローテーションを取られたのもあった。元々高くないジャンプがさらに低くなってしまったように感じる。回転が認められたものも結構危ない感じのものがあった。
本郷もアンダーローテーションやダウングレードで点が伸び悩み、順位を7位まで下げてしまった。
白岩もミスが出て順位を上げられず8位のままおわった。
posted by お千代 at 00:03| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

NHK杯 男子フリー

ヴォロノフの気迫がすごかった。
『絶対に勝つ』
そんな気持ちが前面に出ていた。4回転トウループ2回を含む全てのジャンプを降りて、パーソナルベストを更新して、グランプリシリーズ初優勝をつかみ取った。30歳での優勝はもちろん最年長。
ブラウンはヴォロノフと逆の戦術で初優勝を狙った。4回転を外して完成度勝負をしたが、トリプルアクセルを2度とも転倒してしまった。ここで大きく点数を落としてしまうと、他の構成が弱い分誰よりも高い演技構成点でもカバーしきれない。とはいえ、表彰台圏外まで落ちて行ってしまったのはビックリした。
フリーで順位を上げたのはリッポン。4回転ルッツこそアンダーローテーションになったがそれ以外は完璧だった。誕生日に自分自身で最高のプレゼントを送った形になった。
3位はビチェンコ。大きなミスなくまとめきった。
結果、ヴォロノフ30歳、リッポン28歳、ビチェンコ29歳とベテラン勢が表彰台を占めることになった。おそらくグランプリシリーズの歴史の中でも最も平均年齢が高い表彰台だったのではなかろうか。
ベテラン勢が奮起した大会にあって日本勢の若者2人は、残念ながらクリーンにフリーを滑ることが出来なかった。SPの分があったためにトータルスコアのパーソナルベストは出せたが、友野7位、佐藤11位とSPから順位を下げることになった。ただ良い経験にはなったと思う。
posted by お千代 at 23:27| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

NHK杯 女子SP

メドベデワ強し。
ダブルアクセルでほんのちょっと着氷が乱れた所為で79.99。『あと0.01位出して』と言いたくなる点数だ(^^;)
2位にコストナー。難度の低さを演技構成点でカバーで安定の70点半ば。
3位がグランプリシリーズデビューのツルスカヤでここまでが70点台だった。
4位には本郷がつけた。ルッツでアンダーローテーションとアテンションがついた。これがクリーンになれば70点を超えることが出来るのに。
怪我から復帰の宮原は、本郷と僅差だが6位スタートとなった。こちらもルッツがアンダーローテーションになっている。さらにコンビネーションジャンプのセカンドがダブルになってしまったのが痛かった。さすがに11ヶ月ぶりの試合では、『安定・安心の宮原さん』とは行かなかった。
グランプリシリーズデビューの白岩は、ジャンプのミスが重なって8位と出遅れてしまった。ただ、白岩はフリーが得意なので、巻き返しは十分に考えられる。
長洲未来はSPからトリプルアクセルに挑んできた。両足着氷となってGOEがマイナスになったために成功とはならなかったが、回転は認められた。ただ、それ以外のジャンプがアンダーローテーションになってしまって、点数が伸びないのは本当にもったいない。
posted by お千代 at 23:12| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

NHK杯 男子SP

今大会の一番の目玉である羽生が昨日の練習での転倒で負傷し、欠場することになった。
このニュースが飛び込んできたのはBSでの事前番組が始まる直前のことだった。本当にギリギリまで出場する事を検討していたことと思う。
棄権すれば自動的にファイナルの出場もなくなる。しかし今シーズンの一番大事な試合はNHK杯でもなければ、ファイナルでもない。無理をしなくて良い、というよりしてはいけない試合だ。今回の決断は正しいと思う。

とはいえ、やはりいる人がいない試合は寂しい。
去年の全日本もそうだったが、いないことでより存在感が増している様な・・・。
そんな中で先陣を切った日本男子2人は見事だった。
第1滑走佐藤、第2滑走友野と全てのジャンプを決めて、グランプリシリーズデビュー戦にして大幅にパーソナルベストを更新した。特に友野は村上大介の欠場によって急遽出場することになったのだが、本当によくやった。
首位に立ったのはヴォロノフ、2位がビチェンコと出場選手中最年長と2番手が並ぶとは予想外(^^;)
どちらも良い演技だったことは間違いない。ビチェンコはもうちょっと点が出ても良かったような気さえする。
ヴォロノフが90点台で6位の友野が70点台と書くと差があるように見える。しかし実際は、何とか90点台に乗せたのと、わずかに80点に届かなかった、なので実際は10点ぐらいしか離れていない。フリーで大きく順位が変動することは十分に考えられる。友野も10位スタートとなった佐藤にも表彰台の可能性はある。
posted by お千代 at 22:46| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

大改革?

箱根駅伝100回記念大会から全国化検討、その背景

関東の学校だけで行っている箱根駅伝を全国の学校が参加できるようにする案が上がっているらしい。
それも記念大会だけのオープン参加ではなく、正式な参加。
これが実現すれば、有力な選手が関東に集まりすぎることが減って、出雲駅伝や全日本駅伝も上位の顔ぶれが変わって面白さが増す・・・様になるかもしれない。そうなるには結構な年月が必要だろうけど。
箱根自体門戸を開くのは7年後の予定だし・・・。
ただ、本当に大変なのは、箱根駅伝本戦より予選会の様な気がする。予選会に出るための地方予選をやるなんてことになったりして(^^;)
ラベル:箱根駅伝
posted by お千代 at 13:05| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

中国杯 男女フリー

4点差に7人がひしめき合っていた女子はすごいとしか言いようのない戦いになった。
一番大きなミスはデールマンのお手つき。抜けたのは本田の1回だけというノーミス合戦となった。
そんな戦いを制したのはザギトワ。トリプルアクセル抜きでは最強構成をアンダーローテーション1つにまとめきった。
ザギトワに逆転されてしまったが、樋口の演技はすごかった。おそらく彼女の代表作となるだろうプログラムは圧巻だった。日本勢3人の中では一番強い気持ちで臨んでいたように思う。2位となってファイナルの可能性を大きくした。
三原は技術点ではザギトワに次いでいたが、演技構成点がちょっと伸びなかった。前半グループだったことが影響したかも知れない。追い上げたが4位。3位のラジオノワとの差は1点無かった。ファイナルのことを考えるとこの差は大きなものになってしまった。次戦で最低でも2位、出来れば優勝したいところだが、ザギトワ、オズモンド、ソツコワが一緒なので厳しい。
本田は抜けたジャンプを最後にリカバリーできたのが良かった。こちらも追い上げて5位。2戦終了で今回のスコアが代表選考用のシーズンベストとなる。
それにしても200点を超えて表彰台に届かないとは、グランプリシリーズとは思えないハイレベルな試合だった。

女子が神大会になるとえてして男子はグダりがちになるものだが、ここまで酷くならなくても良いだろうと言いたくなるほどだった。
抜ける、転ける、ODAるのオンパレード。
中でも衝撃的だったのがフェルナンデスだった。冒頭から抜けるととにかく抜けまくり。予定通り跳んで加点が付いたのは2つだけという大遭難だった。当然点数は伸びない。表彰台を逃すだけに留まらず6位という2戦目に優勝してもファイナルにいけない所まで下がってしまった。パトリック・チャンがNHK杯を欠場することになってこちらもファイナルには出られない。世界選手権の6強のうち1/3がファイナルにいなくなる事態になるとは思っていなかった。
逆に優勝でファイナル一番乗りを決めたのはコリヤダ。とはいえミスが多かった。上位陣がコリヤダ以上にミスしたこととSPの貯金で逃げ切った。
2位はボーヤン・ジン。こちらのフリーは5位ながらSPの貯金が活きた。
上位陣総崩れの中にあって、ただ一人複数の4回転入りのプログラムを大きなミス無く滑ったマックス・アーロンがフリー1位で表彰台を掴んだ。
田中刑事のこの悪い流れに乗ってしまい、ミスを連発して、順位を7位まで下げてしまった。SPは良かったものの代表選考に向けたアピールとしては不発ということになってしまった。
posted by お千代 at 16:05| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

中国杯 男女SP

テレ朝は先週のスケカナを『女子の最激戦区』と煽っていたが、この中国杯こそが『死の組』だと思う。
スケ連は何考えているのか、と言われて然る三原、樋口、本田のトリプルブッキングに加えて実績十分のデールマン、トゥクタミシェワ、ラジオノワ、それに基礎点お化けのザギトワととんでもない面子だ。
そしてこの7人が団子状態に・・・(^^;)
ミスともいえない小さなミスが点数を下げ、順位を下げる。
これで一番割を食ったのは三原だった。アンダーローテーションを取られて点が伸びなかった。得点は本田と同じだったが、SPは技術点の高い方が上と決まっているため、7位となった。フリーが前半グループになってしまったのは、ちょっと痛い。
後半グループに滑り込めた本田は1週間でよく立て直したと思う。ジャンプの難度を落としたとはいえ、そんなにしっかり練習する時間は少なかっただろうに。
樋口はスピン、ステップの取りこぼしがもったいなかった。ただ、今季2度目の70点超えはお見事。
デールマン、樋口、ラジオノワのトップ3人は0.2弱の差の中にひしめいている。7位の三原もトップとは4点ほどしか離れていない。誰が勝ってもおかしくないしびれる戦いをゴールデンで放送しないのはもったいない。・・・日本シリーズに押し出されるのは仕方ないけど(^^;)

男子は何と言ってもコリヤダ。
4回転ルッツを軽々と決めてノーミスの演技をし、史上6人目の100点超えを果たした。正直、ボーヤンより先に100点クラブに入会する人が出るとは思っていなかった(^^;)
優勝候補筆頭と目されていたフェルナンデスはコンビネーションジャンプが両方とも抜けたのに加えて、トリプルアクセルも出来が今ひとつ。演技構成点の高さで90点に乗せ3位に留まったが、全体的にジャンプの軸がぶれているのが気になる。
ボーヤンもお手つきがあって点が伸びなかった。
そんな中、ロシア杯を棄権した田中がパーソナルベストを大きく更新しての4位スタートは素晴らしい。4回転を1本減らした構成にしたのは正解だった。この調子をフリーでも維持できれば、五輪代表も近くなる。

posted by お千代 at 16:04| 宮城 ☔| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

スケートカナダ 男女フリー

本田は昨日のあの状態からよく立て直した。アンダーローテーションをとられたジャンプもあったが、まとめてきた。フリーでは3位の点数を出して追い上げたが、5位となった。これでファイナルの可能性はほぼ消えてしまった。
本郷はまたアンダーローテーションとられまくった。全部で5つ。ルッツにアテンションもついて、またも見た目クリーンなのに点数が出ないということに。6位キープでこちらもファイナルの可能性は消えた。
アシュリー・ワグナーが追い上げを見せて、3位に食い込んだ反面、最終滑走のポゴリラヤの大自爆は見ていて辛かった。スピンの入りで酷い転倒をした時にはそのまま演技を止めてしまうのではないかとさえ思った。この人は崩れ出すと止まらないのがもったいない。
オズモンドが抜けもコケもあったが、フリーも1位で優勝。
正直、ここまで順位が変動するとは思わなかった。ただ、この良くない流れは男子にも派生してしまった感がある。

無良は最初のトリプルアクセルは綺麗に決まったが、そこから抜けに抜けまくった。トリプルになっても着氷が乱れてコンビネーションに出来ずにREPで基礎点ダウン。終いにはODAった。最後にルッツの軌道に入った時に、録画中継にもかかわらずに「それ跳んじゃ駄目」と叫んでしまった orz。
スピン、ステップも今ひとつで技術点40点。SPの38と大差ない orz。
パトリック・チャンも抜けが多かった。冒頭の4回転トウループで転倒したのが響いたのかも。ただ、雄大な滑りは見ていてとても気持ちよい。
出来が悪くても3位以内になるかと思ったらまさかの4位。2戦目で優勝すればファイナルいけるけどNHK杯だし・・・。
ブラウンは今回も4回転トウループを決められなかったけど、終わる頃にはそんなことを忘れてしまった(^^;)
パトリック・チャンとブラウンのフリーは是非ともノーミスが見てみたい。
優勝はSP同様1位で、だったけど・・・。
順位はその通りだと思うが、点数は気前よすぎるだろう。
4回転フリップはアンダーローテーションじゃないのかとか、トウループはアンダーローテーションとったけど転倒扱いにならないのかとか・・・。それ以外にも色々と『はてな』がつく。
多少の地元優遇とか自国贔屓は致し方ない所もあるが、これはそうじゃないだろう。
厳しいなら厳しい、甘いなら甘い。全ての選手を同じ基準で判定して欲しい。他の選手が気の毒だ。

posted by お千代 at 15:37| 宮城 ☔| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

スケートカナダ 男女SP

ずっと『シニアのグランプリシリーズデビュー』と煽られ続けていたが、やはり過度な煽りがプレッシャーになったのだろうか。本田真凜はコンビネーションジャンプで転倒、アクセルがノーカンと大きなミスが出てしまった。それ以外にもスピン、ステップでレベルが取れていない。10位と中々に辛いグランプリデビューとなってしまった。順位も低いが3位と14点近い差があるのが痛い。割り切ってフリーで巻き返し、がどこまで出来るか。
本郷は見た目クリーンだったが、コンビネーションジャンプがアンダーローテーションで点が伸びなかった。6位スタートとなった。
ポゴリラヤとソツコワの2人ももうちょっと点数が出るかな、と思ったが、70点に届かなかった。
その分、最終滑走の地元オズモンドにどかんといった感じだ。クリーンな演技でパーソナルベストを更新し、ただ1人70点に乗せた。
レベル判定も回転不足も厳しめで、スケートカナダの通常営業といった感じだった。

続いて男子。
無良は4回転がアンダーローテーションで74点しか出せなかった。
サマリンも4回転ルッツとトウループを着氷させたが、80点台に留まった。
潮目が変わったのは、ブラウンの所から。
相変わらず繋ぎたっぷりで見ていて楽しい。4回転なしで90点に乗せられるのはさすがだ。
パトリック・チャンは苦手なトリプルアクセルで乱れたのがもったいない。コンビネーションジャンプも彼にしては綺麗ではなかった。4回転1本で94点。
宇野はコンビネーションジャンプのセカンドがダブルになっただけでただ一人ノーミスで滑った。
着氷もいつもに比べて癖が少なかった。が、わずかとはいえ演技構成点がチャンを上回ったのはちょっと疑問。
posted by お千代 at 16:26| 宮城 ☁| Comment(0) | その他のスポーツ | 更新情報をチェックする