昨日の激闘の余韻を引きずったまま行われた今日も良い試合が展開された。
なんと言っても仙台育英の佐藤君。昨日200球以上投げているのに、今日も先発。当たり前だけど、スピードも威力も昨日には遠く及ばない。それでも『あと一打』を許さない粘りは凄い。4回表の無死満塁のピンチを無失点で切り抜けたときは鳥肌ものだった。さすがに0封とは行かなかったけど、9回完投で強打自慢の東北打線を2失点で抑えたのは見事。・・・3番の成田君を3回敬遠したのは、今日の出来と試合展開では仕方ないところ。最後の打席では三振に打ち取っているし。
対する東北の先発は、高山君じゃなくて西野君。一球目をいきなり相手にぶつけたときは、一体どうなるのかと思ったけど大崩れすることなく6回までを2失点で切り抜けた。そして7回に3点を取られたところで、高山君にスイッチ。高山君は7回をきっちり押さえたものの、8回に3失点。昨日の疲労に加えて、気負いがありすぎたのかもしれない。
これで勝負あり。9回は佐藤君が2番からの好打順を三者凡退に討ち取って、仙台育英が5年ぶりの甲子園への切符を手にした。
6−2。
点差ほどの差のない本当に良い試合だった。
ところで。
宮城県大会は以前にも8月1日に決勝戦を行ったことがある。
2003年の85回大会。この時は、同日に大阪でも決勝があったが、試合終了は宮城の方が遅く、今回同様最後の代表になった。
この時のカードも、東北高校VS仙台育英だった。ただ、勝敗は逆で東北が5−4で勝った。それも8回に3点取っての逆転だった。
最後に甲子園に乗り込んだ宮城代表は、悲願の『白河越え』を果たすことは出来なかったが、最終日まで甲子園にいた。
この時エースナンバーを背負っていたのは、現在日ハムにいるダルビッシュ。彼が2年生の時のこと。
代表となった学校は違えど、重なることは多い。
たった一度の前例だけど、『49番目の代表』は幸運のジンクス。そう思いたい。

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